2.10
『パディントン2』
前作は深夜のTV放送で松坂桃李版を見たくらいだけど、それが中々面白かったので、ポール・キング監督『パディントン2』を見てみたら、今年最大級のギャン泣き。
超英国紳士の子グマが可愛いのはもちろんのこと、飛び出す絵本や移動遊園地で悶え苦しみそうなところ、刑務所までもをラブリーに演出するウェス・アンダーソンなセンスと、のら犬や列車を使ったかっちょいいアクションとと、見てる間中の多幸感ハンパなかった。
前回から続く、移民労働者の生き辛さ(「ビッグイシュー」の特集も面白かった)、血縁ではない家族や隣人との絆、こんな映画子どものときに見たかったなあ。
今まで苦手だったヒュー・グラントがまさかの、最後の最後まで最高だった。見るべし。