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3.26

『シェイプ・オブ・ウォーター』

2018年サリー・ホーキンス出演作を比べると『パディントン2』>『しあわせの絵の具』>ギルレモ・デル・トロ監督『シェイプ・オブ・ウォーター』でしょうか(こうして並べると彼女は弱者を受け入れる女性像を一手に引き受け過ぎじゃないか?)。
冷戦下のアメリカ、口のきけない女性と半魚人が許されぬ恋に落ちて、ゲイの老人と黒人女性とロシアのスパイが助けてくれます。美しいですね。
孤独な者同士の愛の物語は全然いいんですけど、全体に漂うぶりっこな乙女趣味が肌に合わず。まあ私は基本的にオタクが嫌いなのでオタクの繊細な感性が理解できてないだけなんでしょうけど(オタクとマイノリティは全然別のもだと思うけど)。ボカシが酷いという噂を耳にしたのでどんなけ過激なのかと思っていたらたしいしたこともなかった。
元々苦手なマイケル・シャノンは、これくらい最低な役がやっぱり向いてると思う。
それにしても!猫!ジジイ諦めよ過ぎやろ!!