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11.08

「特集/青山真治」

ここ数日はしばらく、ユーロスペースさんで開催されていた「特集/青山真治」に通って、『EM エンバーミング』(99年、スクリーンでは初見)を見て昔見たときのイメージより全然ちゃんとした映画やな…と感心したあと監督と樋口泰人さんの「音」に関するトークを聞いたり、『FUGAKU三部作』を見てニコニコしたり、『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』(05年)を公開当時ぶりに見て中原昌也の姿に涙をこらえきれなくなったあと監督と蓮實重彦さんの「雪」に関するトークを聞いたり、『路地へ』(00年)を私としては大層珍しくDVD持ってるくせに見に行ってみたり、『赤ずきん』(08年)も再見したり、『シェイディー・グローヴ』(99年)はちゃんと前日に自宅で予習したうえで監督×中原昌也の副音声付き上映を楽しんでみたりと、勝手に色々満喫したのでした。
若い人による企画に若いお客さんが集まって、とても良い特集上映だったように思う。となると他の作品も色々スクリーンで見直したくなるので、また是非頑張って頂きたい。
写真の後頭部は中原氏。