「ハリウッドエキスプレス」を見て気になってた、アニーシュ・チャガンティ監督『search/サーチ』をようやく見てみた。監督は27歳ですって。
韓国系アメリカ人の父子家庭の、ある日突然行方不明になった娘を必死に探す父親の姿を追うミステリー、が、全編スクリーンをPCの画面に見立て、メールやSNSのやりとりだけを通して描く斬新な映画となっております。
色々「なるほどそうやるか」と感心するところもあり、特に退屈することなく展開もよく考えられてると思ったものの、良くも悪くも極めて普通に面白い映画に落ち着いてる印象。犯人探しのミステリーとしてはいいと思うけど、せっかくならSNSの不気味さやインターネットの闇にもっと突っ込んでいってほしかったかな。どーしても普通の映像を使いたくなかったのか、移動シーンはグーグルマップの動画になったのはちょっと笑った。
ほんとーにPCに関して最低限の知識しかない私は、身近な人が突然死んだり連絡が取れなくなったりしたらマジやべえな…と青ざめた。