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6.01

『愛がなんだ』

渋谷の映画館が若い男女で盛況でした、今泉力哉監督『愛がなんだ』。原作小説は未読。
始まって数十分までは、「なるほど、依存を恋愛と勘違いしてる若い娘さんが時間をかけて変化していく物語ね」と思っていたのだが、最終的に、なんも変わらず終わっていったのだった。うーむ。
いや別に依存することがダメだとは言わないけれど、せめてそのことに自覚させてあげないとこの主人公がバカ過ぎて可哀想じゃないか。好き(だと思ってる)な男のために仕事も辞めて友達も失くして自分自身に嘘までついて、「それでもいいの」と振り回されることを選択する女の子を、見てる側は「バカ過ぎて痛てー」でいいけど、個人的にはこれを強さだとかある種の怖さだとか思えないし、こういう視点の映画はあんまり好きではない。なんかごめん。
ってかそもそもの大前提として、「若い男女の恋のアレコレ、本気でどうでもいい〜」ってのがあって、その次に開始早々「深夜に友だちの家押しかけてご飯まで出してもらってお礼も言わずに自分の話ばっかしてる女、私でも無理〜〜」ってなって(こんな奴おるか?!)、中盤で「日本映画のクラブ、ダサ過ぎ問題〜〜〜」ってなって、あんまり冷静に真剣に見れなかったってのがあるんですけどね。ほんとごめんなさい。
「まんぷく」は好きだったので、岸井ゆきのちゃんにはこの先幸せになってほしい。成田凌のウザさは中々見事で、「とりあえずお前は避妊しろ!」と往復ビンタしてあげたい。