この大イベントのために東京に戻ってきたと言っても過言ではない、友たちと連れ立って公開初日のルイ・ルテリエ監督『ワイルド・スピード ファイヤーブースト』4DX（吹替）でブチ上がる会。これがマジで凄まじかった。8割は埋まってたお客さんはほぼガチ勢っぽい男子たち。
4DXは以前に一度BTSのライブ映画で体験してるし、だいたいの感じはわかっているつもりだった私がバカだった。想像の100倍はハードな体験だった、マジで。
車の動きに連動して激しく動く座席、殴り合いのシーンでは背中を蹴られ、車が水の中に落ちるシーンではどこかからか水が飛んでくる。笑い止まらなくて困った困った。これが映画鑑賞かと問われればだいぶ微妙だが、死ぬまでに一度体験してほしい。
で、3つのスクリーンとアトラクションばりの環境に気を取られて、内容はほとんど頭に入らず。でもワイスピだから大丈夫。巨大球体爆弾に火が飛び移って恐ろし過ぎる火の玉がローマの街を縦横無尽に転がりまくってめちゃくちゃ車とか建物とかを破壊してたけど、結果死者はゼロな優しい世界だったことは覚えてる。爆弾って水に濡れたら威力弱まるんか？チャチ過ぎるやろ…。映画全体、思いっきり雑な方向に振り切った印象。でもワイスピだから大丈夫なんだけど。
そうそう、これが第1章で、あとの2本と3部作になってるらしく（そしてそれで終わるらしい）、超珍しくラストシーンがバーベキューじゃなかったのよ。でも二作目公開は2025年、完結する頃には50前くらいになってるってどうなのよ。でも行くけど。