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7.01

『ザ・ウォッチャーズ』

他に見るべき映画がいっっぱいあるような気もするが近所でちょうどタイミングのいい時間にやっていたので、イシャナ・ナイト・シャマラン監督『ザ・ウォッチャーズ』。M・ナイト・シャマラン監督の娘さんね(超エリートの激マブインド美女)。
主人公のミナはバイト先に頼まれて鳥籠に入った黄色い鳥を遠くの動物園に届けにいく途中、不気味な森に迷い込み、そこに忽然と現れたガラス張りの部屋に避難する。そこには60代の女性と若い男女がふたり、毎晩「何者」かにウォッチ(監視)されるという。果たしてその森は何なのか「何者」とは誰なのか…というホラー?ミステリー?映画。
見ながら、「シャマ子よ、お前には反抗期とかなかったのか?」と問いたくなるほど、パパシャマラン感全開の作風。でも確実にパパランよりおもしろくないのはやっぱり年の功なのか。
いや内容的にはパパランより真面目、その「何者」かは人間の愚行によって世界から消し去られ、再び生きたいと願う者たちの真っ当な思いだったり、神話やらファンタジーやらを盛り込んでただのホラーではないラストだったりするのだが、それと前半の森の恐怖が両方とも中途半端な感じ。最後は妙にあっさり終わるし。後半の展開はこの方向じゃない方がいいよね絶対。
ダコタ・ファニングちゃん演じるミナは子どもの頃自分の超つまらないミス(これがほんとにつまらない…)により母親を亡くしていて、その回想シーンが何回か流れるんだけど、あのダコタちゃんよ!?もうちょっと寄せた美少女用意できたよね!?