3.01
『ランニング・マン』
グレン・パウエル目当てで見に行ったので監督がエドガー・ライトだとあとから知った、『ランニング・マン』。
舞台は近未来なのか現在なのか富裕層と貧困層が分断された街、病気の子どもがいるのに仕事に就けず治療費を稼げない主人公ベン・リチャーズは一発逆転を狙って人気テレビ番組「ランニング・マン」に参加する、という、「イカゲーム」+「逃走中」(見たことないけど)+『トゥルーマン・ショー』(98年)にメディア批判と政権批判、という流行りものてんこ盛りな内容。
映画監督という生き物はグレン・パウエルを見ると変装させたくなるものなのかというくらい今回も変装するパウエルくんを見てる分には楽しかったのだが、途中から男子の悪ノリみたいな笑いをやり出して、それが全然笑えず全部スベってて、一気に冷めてしまった。自分が逃げるためなら周りの人がめちゃくちゃ被害にあってても完全にスルーするあたりもどこまで笑っていいのかよくわからなくて困った。なんて言うか、こういうオタクっぽい小細工が得意の監督作品に本物のマッチョ俳優ってあんまり相性良くないんだなとか思いながら見てた。
終盤もグダグダ長いなあと(133分)思いながら見てたけど、でもあのエドガー・ライトがこんな映画撮るほどにアメリカも大変なんだな…と同情もしました。

