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3.20

『しあわせな選択』

元々好きな監督ではまったくないけどこの豪華キャストなら見ないわけにはいかぬと、パク・チャヌク監督『しあわせな選択』を見たけど、やっぱ今回も全然合わなかったわー。
一見幸せなイ・ビョンホンパパとソン・イェジンママとやんちゃな息子とチェロに夢中の娘の中産階級一家。印刷工場で働く父親がリストラされたことにより家族の生活は苦しくなり、イ・ビョンホンパパは再就職を願うあまり極端な行動に出始め…、という物語。リストラ映画といえば日本なら『トウキョウソナタ』、韓国なら『ただ、やるべきことを』などの傑作が既にあるけど、それとの差別化を図ったのかやたらと個性的な美術や衣装、変わったアングルや音楽、トンデモな展開が全部漫然としてて全然乗れなかった。無念。イ・ビョンホンやソ・イェジン、ヨム・ヘランがめっちゃ頑張ってるだけにもったいないなあと。イ・ビョンホンの気持ち悪いダンスはさすがやなあと感心した。
似たような境遇の男たちを探して、そこで何かが起こるわけでなくただドタバタと相手を殺すだけの連続、これで139分はさすがに長過ぎる。前から薄々感じてたけど誰かこの監督に「もっと切った方がいいですよ」とアドバイスした方がいい(誰も出来ないくらい巨匠なのかな)。
と個人的にはまったく面白味を感じず今後この監督はもういいかな…くらいに思ったけど、本国ではかなりヒットしてるみたいで、それはそれで韓国の闇を感じる。