6.24
楳図かずお体験
ユーロスペースでレイトショー公開中の「楳図かずお恐怖劇場」を見に。
結構余裕を持ったつもりで30分程前に行ったら整理番号70番でびっくり。
最終的には立ち見がわんさか出る程の混み様。みんな、映画が好きなのねー。
黒沢清監督の『蟲たちの家』。懐かしい話!
「だいたい、黒沢監督+楳図かずおで、面白くないわけないやん」というアホっぽい思い込みを一蹴してくれる面白さ。自分の想像力のなさにびっくりする程ものすごい映画を見せてくれました。
どーしても好きになれない緒川たまき(サブカル系おしゃれインテリ+自然派志向、というキャラクターとウマが合わな過ぎで…)がこんなに良く見えるとは。
西島秀俊にいつもの文化系エロの要素が少なかったのがちと残念やったけど、でも、良かった。楳図かずおマニアとしても、大満足の作品でした!
伊藤匡史監督の『絶食』。これも小学生くらいの時に読んだなー、懐かしい。
いや、全然悪くはなかったです。ただ、黒沢監督と同時上映ってのはちょっとかわいそうかな、と。
とにかく、トモコ役の女優さんがすごいわ。あんな芝居、誰にでも出来ることじゃ絶対にない。
撮影前・中・後と、彼女のことを完璧にサポートするスタッフがいたことを願います。
あと、未だにキスシーンがダメなアイドルっているんだ、と、ちょっと感動した。
帰りの山手線が混み過ぎで半泣き。