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6.25

バー「ラララ」

昨日の続きではないんだけれど、以前から気になっていた、楳図かずおについて私の考える二、三の事柄。

なぜあの人は、漫画の中であんなにも女性の外見(美しさ)と若さに対する執念と、それを失うことへの恐怖について、異常なまでにこだわるのか。

勿論その執念と恐怖は、自分たち(女性)が社会の中で男性に消費される存在でしかない、ということへの(無)自覚からくるもので、様々な理由で、その消費価値がなくなった時、彼の漫画では、女性はただ老いた人間になるのではなく、化けモノと化してしまう。

それが最も具体的に描かれているのは、やはり『洗礼』か(だって、上原さくらは化けモノでしょ!)。でも、『蝶の墓』『偶然を呼ぶ手紙』『笑い仮面』などの短編、『絶食』『闇のアルバム』などの読み切りシリーズの中でも、必ず美しい女性が最終的には崩れていく。それこそ、怪物としか言えないようなモノに。

女性にとって老いることや醜いという事実が「人間ではない」ということを意味する、という、あまりにも正しい、しかし残酷な現実を、これでもか!というほど絵で、物語で、表現する楳図かずおは、何を考えているのだ??何が言いたいのだ???わからん。

「吉祥寺に行けばすぐに会えるよ」と色んな人が言ってるので、駅にでも張り込んで質問してみようかしら。

タイトルにピンと来た人と、私は多分とても仲良くなれる。