7.12
豊田四郎体験
今日の気候万歳。
行こう行こうと思ってたのに一度も行ってなかったフィルムセンターの豊田四郎特集。
気がつけば今週末で終わりなので、せめて一度くらい、と、二本立てでチャレンジ。
『喜劇陽気な未亡人』と『甘い汗』を見たのだが…。
……もう、逆に見なきゃ良かった、と思うくらい、両方とも面白過ぎた。岡崎宏三のカメラも素晴らしい。
『喜劇…』は、びっくりするくらい現代に通用する(64年の作品)女性とセックスの物語。普通に笑えるし、間違ってないし。すごいです。
『甘い汗』は、久しぶりに映画を見た後どーしていいかわからなくて呆然としてしまう程何もかもがすごかった。(語彙少な過ぎ)
エロい、そして哀しい、そして狂ってる。京マチ子の芝居を見てるだけで鳥肌立ちまくり。私は、一回目の「泣くなよ、タケコ」の時点で号泣。
なんでこんな女を描けるかなぁ。信じられへん。
それにしても、昭和の女優のうなじは何故あんなに美しいのか。現代の女優には絶対ないよね、あの感じ。
私的うなじベストワンは、『清作の妻』(増村保造監督)の若尾文子のうなじ。かなりやばいから一見の価値有り。
姉が無事男児を出産致しました。いつまで続くのか、甥の増殖…。