7.29
杉田デー
gojoメイツ003番(004番以降募集中)の杉田協士がここ数年ライフワークにしている、姫路にあるこどもの館(byタダオアンドウ)で夏に行われる、東京のスタッフが地元の中学生を対象にして行う演劇のワークショップの記録映像を、最初の3日分だが、見せてもらう。一応プロデューサーなもんで。(よね?)
ただ、中学生たちが無邪気に身体を動かしながら笑ってるだけの姿に、不覚にも泣きそうになる。
多分に、私が涙もろい、という理由もあるだろうけど、1つの場所に演劇だけを繋がりに集まった人たちが真剣に楽しそうだということ、その一瞬の姿を警戒することなくカメラに撮らせているということ、が、ものすごく幸せなことに感じられて、かなり素敵な映像になっている。あんな表情、普通は撮れないよ。
ワークショップはあと二週間近くもあるし、編集の際には色々な仕掛けも考え中だそうだが、今から完成が楽しみ。完成後はなんとかどこかで上映するつもりなので、その時はみなさんにも見て頂きたいです。
で、彼の最新作『河の恋人』も見せてもらう。音楽がまだ入っていないのだが、某凄腕ミュージシャン(ややクレイジー)の方が作ってくれる予定ということで、かなり期待。
こちらの映画にも、ただ素人の女子高生の芝居に、不覚にも泣いてしまう。
ストーリーは、とか、テーマは、とかが一言で説明しにくい、面倒な映画なのだが、決してコメディではない、とだけ言っておく。笑いは、ないねぇ…。
何が面白いのか、見終わって4時間経った今もよくわからない。が、私が面白いと感じたのは事実。こっちもなんとか上映する機会が作れればこれ幸い。みなさん、どんなもんかと見てやって下さいな。
……あぁ、なんて優しい女なんだ、私は!