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9.09

リンダリンダ~

人非人丸出しの私は、親友との約束を裏切って、一人でそそくさ『リンダリンダリンダ』を見に行ってしまう。(まじごめん!!)

山下敦弘監督の作品は、なぜか今までタイミングが合わず見たことがなく。周りからの評判はかなり賛否両論。この作品についてもそう。そういう方が面白いけど。

感想はね、うん、久しぶりに色んなことのバランスが良い、気持ちいい映画でした。笑いの扱いにも満足。(スーパーでのにんにくについての会話とか、大好き)終わり方も良し。細かい部分の丁寧さも見てて気持ち良し。カメラも良し。

ただ、そのバランスが良過ぎる感が不満と言えば不満なような…。

最近の他の映画を見てても感じることやけど、なんか、みんな(作ってる人)ほんまにいい人やねんなぁ、と思ってしまう。それが悪いこととは言わないけれど、私的にはその世界に戸惑いを感じると言うか。あ、人非人やからか…。

いや、でもいい映画だとは思いました。勿論見終わった後はずーっと唄ってたし。関根史織と山崎優子が特に良し。ぺ・ドゥナは、私と同じ歳で女子高生役を演じるというのがちょーっとキツく見える時もあったけど、真っ白な壁をバックにあんなシーンを一人で保たせることが出来るなんて、やっぱりすごい。やっぱり可愛い。

それにしても、みんな細いのね!膝頭に肉がない!!それが結構衝撃でした…。

と言うか、高校の学園祭ってあんなに長期やったり盛り上がったりしたっけ??

クラスの出し物を私の一存でマンガ喫茶にして教師陣にマジ切れされた思い出しかない私には異国の話のようでした。