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9.14

結果オーライということで

暑い。フェーン現象死ね。

今日は昼に街に出る用事があるから、その後やっと有楽町で『ラングとムルナウ』に行けるー、と心を躍らせたのも束の間。外出先でチケットを家に忘れたことに気付き、久しぶりに本気で自分に殺意を抱きました。

気分を入れ替え、まあ水曜やし、ということで、『さよならみどりちゃん』(古まや智之監督)を見に新宿に出る。(まや、変換出来ず…)

ちょっとみなさん!この映画、西島秀俊サマのヌードが見れますよ!!全裸は一度やけど、パンいち姿ならかなり!意外といい体なことが判明して、ますます好きになってしまいました。やばいです。

…じゃなくて。

最近、私の記憶とか経験とかが頭から漏れてんじゃないか、っていうくらい、既視感を覚える映画が多いんですけど。この映画も、西島サマのダメ男っぷりに見覚えあり過ぎて、思わず二度見してしまいそうになりました…。モチのロン、現実にはあんなにいい男ではないですけどね!

…じゃなくて!

原作のマンガは読んでないけど、南Q太の作品はほとんど映画として成立してる部分があるので、大変難しかっただろうなぁ、と思う。

が、古まや監督の作品は、中学生の時に見た『この窓は君のもの』以来(!)なんだけど、見た後の感じがあの時とあんまり変わってない気がする。良い意味で。画面の中で人が動いていることにあんまり不自然さを感じない感覚と言うか(わかります?)。歌唄ったり走ったり、やってることも一緒だったりして、「あの時は辺鄙な町の小さなスクリーンやったのにねぇ」と変な感動すら覚えてしまいました。私も歳をとったもんです。

ラストの後、彼女はどうなったのだろうかと考えると、やっぱり幸せにはなっていないんだろうなー。(ってことは私もか!?)多分世界はそれくらい残酷です。

あ、星野真理という女優を初めてちゃんと見たけど、好みではないけど、中々良かったです。ゴマキ似。

その後、吉祥寺に移動して、爆音ナイト『クリスタル・ボイジャー』を見に行く。(ちょっと爆音体験がクセになりつつある)

相変わらず、爆音でサーフィンの映像を眺める、という行為はやばかった。音響によってシートが振動する座席(としまえんにあるらしい)か?と思う程カラダに響いて。ほんま、一度体験してみる価値有りです。特に映画好きじゃない人も是非。

こんなにすごい映像を連続して見てしまうと、ハタチの時に自分の人生から海を排除する方向に決定したことを撤回したくなってきました!!でも多分行かないけど。塩水が苦手でねぇ…。