10.03
学習院にて
前期から結構マメに通っていた山田宏一さんの学習院大学での公開授業の後期がスタート。って、ほんとは先週から始まっていたのだが夏休み長過ぎてすっかり忘れてしまっていたので本日二回目からの聴講。
今日は、ACTORS STUDIO出身のマーロン・ブランドとジェームス・ディーンを比較しながら、アメリカ映画における「青春」像を見ていく、という内容。「青春」=反逆、というイメージはこの2人が作った、という事実を初めて知る。
マーロン・ブランド主演『乱暴者(あばれもの)』(ラズロ・ベネティック監督)を見ながら、「黒の革ジャン」の確認。ワル=革ジャンの方程式はこの映画から始まったそうです。映画の影響力ってスゴいね。
その後、ジェームス・ディーンの『理由なき反抗』(ニコラス・レイ監督)。この映画は、撮影中に急遽モノクロからカラーに変更され、その際、ジェームス・ディーンの衣装が黒の革ジャンから赤のウィンドブレイカーに変更された、という逸話があるそう。その話に対して、山田さんがサラッと「それが映画ですね」と仰った。しびれた。