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10.21

エロエロ体験

本当は13時の上映に一番行きたかったのだが、目が覚めたら時既に遅し、で、16時の回を目指してフィルムセンターの成瀬巳喜男特集へ向かう。

余裕を持って一時間前に到着するも、既にロビーには人がわんさか。相変わらず東京はすごいところだ、と感心。

今日はやっとちょっと本格的に体力が復帰した感があるので、二本立てにチャレンジ。

『娘・妻・母』と『鰯雲』。

どっちも、やばいくらいエロい。絶対R18くらいにしなきゃ犯罪ですよ、これは。

いつも成瀬の作品では男優のエロさに参るのだが、今回は女優がすごかった。

『娘…』の原節子と、『鰯雲』の淡路千景の、惚れた男を見つめる時の表情!まだまだ子どもの私には刺激が強過ぎました…。現代のロリコン男たちにはわからないのかなぁ、この魅力が。馬鹿め。

原節子は、小津安二郎の作品の印象がやっぱり大きいけれど、たまに他の監督の作品で見ると、その女っぽさが本当に正視出来ない程。前髪があるのもすごく新鮮でした。

と、ただ女優にうっとりしたかったのだが、どちらの作品も大家族のお金を巡るゴタゴタについての物語で、あまりに他人事と思えず、なんだかちょっとブルーになってしまったりもした。やっぱりどこのおウチも大変なのね…。

全然関係ないけど、Tommy Februaryがプロデュースした藤井隆の新曲が結構良くて、なんか気に食わない。