11.24
無事回復
2日前の衝撃からなんとか冷静を取り戻し、映画を見られる状態になった。ので、本日もフィルムセンターの中川信夫特集へ足を運ぶ。
さすがに本日は西島サマはいらっしゃらなかった。その代わり友人知人がチラホラ。これもまた良し。
一本目は『エノケンのとび助冒険旅行』。
だいぶ前に山田宏一氏の公開授業で、エノケンの西洋的→(日本から見て)あちら側→アチャラカ喜劇の断片を見て以来、かなり気になる存在だったエノケン。個人的に、現代で言うところの99の岡村だと思うんですが。体型とか身体能力の高さとかが。
作品自体は、前回見た中川監督作品とはうってかわってかなりスローなテンポで進んでいくおとぎ話。あまりのギャップにはじめはちょっと戸惑ったけれど、やっぱり、蜘蛛お化けのシーンや人食い鬼の女が包丁を持って走るシーンの迫力は凄し。うーむ。あ、巨大キノコの中がもろ人間なのは笑った。
二本目は『亡霊怪猫屋敷』。
「猫」と名のつくものにはとりあえず飛びつく私。なので今回も飛びついてみた。結果、正解。めっちゃ化けてたけど。
ティム・バートンもびっくりのカラーとモノクロの使い方。いちいち見事過ぎる長回し。そしてお化けの恐さ。すごいっす。今まで「ホラーや怪奇映画はあんまり興味なし」なんて言ってた自分を恥じます…。
いい映画を見て気分が良くなると、酒を飲まずにいられないお年頃。コーヒーじゃ満足いかないの~、ってことで、居酒屋にてノミュミケーション。
尊敬してやまない某映画研究者の方が、ご自身のサイトに私と彼のなれそめをわざわざ掲載して下さる。私もビッグになったもんです!
が、これ以上恥を晒すわけにはいかないので、ここにそのサイトのアドレスをリンクすることは控えます!!