BLOG

12.06

いまさらキョン2

原作の小説を読んでから「映画化したら絶対見に行こう!」と思ってたのに、なぜか公開してからだいぶ経つのにずるずる見逃してた『空中庭園』(豊田利晃監督)をやっと見に行く。いつのまにやら東中野。

いやー、びっくりするくらい、ちゃんとしたホラー映画だった。が、今気付いたけど、「家族」をテーマにした映画がホラー以外になるわけないか。

脚本を、原作の群像劇風のものからひとつの物語にまとめたのは中々よろしい、と思いながら見始めるも、前半はあまりにも監督の演出のテクニックの上手さ(上手過ぎさ!)が目立ち、結局お話の軸というか、中心が何なのかぼんやりしてしまってて、「これはちょっともったいないなー」と感じてしまった。(カメラが揺れるの、効果的だとは思うけど、ちょっと酔った)

けれど!後半の自宅での誕生日パーティーの場面からキョン2の芝居のすごさがそんなことを帳消しにする。私の「最近の日本映画、後半ぐずぐず過ぎ」論が久しぶりに覆された。

まあ、「結局母親のトラウマかい!」と突っ込みたい気がなくはないけど、それでもいいか、と思える程の熱演。こんな立派な役者さんだとは思ってなかったです、小泉今日子。肌もキレイに映ってたし(実はかなり危惧してたのよね…)。

ガツドル・ソニンも良かった。鈴木杏も、想像してたより良かった。

内容的には、最後母親がドアを開けた時、誰もいなかった、くらいの怖さがあっても面白かったな、なんて考える救いのない私。

あと、あんな韓国の現代マンションみたいなのが日本にもあるんだ!と驚いた。

事情が事情でしょうけど、稀に見るスタッフへのインタビューが充実したパンフレット。こういうのもたまにはいいね。