12.09
いまさら韓国2
今日もせっせとフィルムセンターへ。
ユ・ヒョンモク監督『太陽はまた昇る』。
韓国の「セマウル運動」という思想にのっとって製作された作品…、らしいが、「セマウル運動」の意味が分からず。でも気にせず見る。(後に、いわゆる近代化だと教えて頂く)
相変わらずの金振奎の芝居のすごさに瞠目しつつも、あまりに現実味があるため、役柄とは言えその家父長制全開の父親像にむかついたりなんかして…。金さんには罪はないのに。
あと、映画やから大袈裟にしてるんだろうけど、どこの国もどの時代も、「いじめ」ってものは普遍的に存在するのかー、とちょっと悲しくなりました。
すごく面白く、色々興味深い作品だったのに、廊下を挟んで隣りの客たちが上映中ずーーっと喋ってたため気が散って、かなり参った。ラストの水の音のところで話すとか、ほんと人間業とは思えない無礼さ!
読むのをすっごく楽しみにしてたカタログをやっと購入するも、帰宅するとなぜか手元になく…。飲み屋かタクシーか…。