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1.10

フィルムセンター初め

年明けから友人に評判を聞いて行きたくてたまらなかったフィルムセンターでの「シネマの冒険 闇と音楽(無声映画に伴奏音楽などを付して上映する企画)生誕百年の監督たち」にやっと足を運ぶ。東京万歳。

成瀬巳喜男監督『限りなき鋪道』を見る。

物語のあまりのテンポの速さにびっくりしつつ、1934年の時点で、成瀬監督独特の「女性」の捉え方や部屋という舞台の使い方が完成されていることに感動。やっぱり人って、そう簡単に出来上がるもんでも変わるもんでもないのね。そして、突貫小僧(故青木富夫さん)の可愛さと、井上雪子さんの美しさ!

夜は、我が家にて牡蠣鍋を食す。所詮スーパーで売ってる牡蠣、と侮るも、予想以上の美味しさに驚く。さすがピーコック。飼い猫も遊び相手が現れて喜んでいたご様子。