1.13
ピアノ万歳
2ヶ月ぶりに美容院に行く(女子失格)という日が悪天候ってだけでブルーなのに、美容師さんとの意思疎通不足により想像以上に前髪が短くなってブルー度が加速する。
が!そんな気分もフィルムセンターでの成瀬巳喜男監督『生さぬ仲』(なさぬなか、と読むそうな)を見て、ハッピーへと様変わり。
作品の素晴らしさは言うまでもなく。思いっきり笑えて泣ける、贅沢なメロドラマ。母と娘の物語。まじ泣けます。
そして更に、天池穂高さんのピアノ伴奏がとても良かったのだ。無声映画の伴奏音楽としては久々のヒット。見た感じとても若そうな方なのに(30歳くらい?)、作品をとても研究してらっしゃるのが伝わるし、何よりセンスが良い。これからもっと色んな作品を手掛けてくれること希望。
めちゃ個人的には、映画の主人公の名字が私と同じで(『亡国のイージス』以来か)、その状況なんかも他人事とは思えないものがあり、一人で苦笑い。
突貫小僧は相変わらずの可愛さでした。