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1.28

ちょっとした愚痴

近所の本屋さんに入ったら、雑誌ユリイカの特集が「ニート」だったので、ちょっと立ち読みしてみる。

別にニートに興味があるわけじゃないが、最近やたらとニートと言われるわりにはその意味をはっきりと知らないので勉強のつもりで(意味はわからんが、なんとなく馬鹿にされてることには気付いてたさ)。

パラパラと読んでみるも、やっぱりたいした興味が持てず、とりあえずニートという言葉の学術的な意味だけ暗記。「ニートとは、15から34歳の若年層のうち、学校を卒業した後家事も通学もせず、職業訓練もしておらず、働く意志もなく結婚もしていない者を指す」とのこと。ふーん。かなり乱暴な一般化やけど、確かに私に当てはまります。

なんでそんな人たちのことをわざわざ雑誌が特集組んで盛り上げるのかが、まず謎。そんな面白いかね。

ニートをある種のサブカル的なものとして持ち上げるのも間違ってると思うけど、所謂世の中での「ニート=労働しない=ダメ人間」ってのも間違ってると思うけど、とりあえず「働かない」ってのがミソなんでしょ、要するに。

私が経済労働に従事しないのにはそれなりの理由があるから。で、労働しなくても生活していける環境にいるからしないだけで、働かなければ死ぬとなれば無理してでも働くでしょう。でも、それなりの理由がなくても働かない人だっているだろうし、それがダメな理由が私にはわからない。そういう人間を責める人たちにはなぜダメなのかわかってるのかなあ。そうならば教えて欲しい。

そして、仕事をせずにふらふら生きている人間が、何か自己実現をしなければならない、という考え方も受け入れられない。生きてるからには何かしなければ!と焦るのは勝手やけど、人にまで押し付けてくれるな。

なんかさー、みんな元気に生きてればそれでええやん、と思うんですけどね。元気に生きるって、それだけですごいことよー。私は自分にも周りの人たちにも、それ以上何も望めないけどね。

この場を借りてついでに。

脈略がわからないと思うけど、みなさん、今後二度と私に「結婚しないの?」とか「子ども産まないの?」とか言わないように。あと、「顔赤いよ」と「顔丸いね」も禁句。言われる度にいちいちその理由を説明して、自分が原因でその場を暗ーくするのは趣味じゃないけど、へらへら笑ってごまかすのも疲れた。