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2.01

フレンチ万歳!!!

はいはい、行ってきましたよ、ベージュ東京。

友だちの誕生日にランチ奢ってあげる!と気前のいい女の振りをしながら、7割くらいは自分が食べたいがために。

まあ、シャネルのレストランが大袈裟に気取ってどの程度のモノを出すのか見てやろう、と、半ば冷やかし程度のなめた態度で土砂降りの中銀座へ。一応洋服はシャネル、くらいの気遣いはして。

まずお店に入って、上品だけど気取り過ぎてないお店の内装と、丁寧だけど気さくな店員さんの態度にちょっと「お、なかなかやるやん」と。

で、メニューより先に出された食前の一口的なスープ(料理用語で何と言うのだ?)の「フォアグラのカプチーノ風」(そんなモノがこの世に存在するのですよ、みなさん)を一口飲んで、その瞬間撃沈。完敗。ちょっとでも疑った私が馬鹿でした。美味し過ぎて声にならず。

その後、店員さんが苦笑いする程時間をかけて悩んだ挙げ句、全ての料理をちょっとづつ食べたい欲望を必死で抑え、私は肉と魚がメインのコースを、友だちはアラカルトを注文し、それに合せたワインと、三種類のパンと自家製バターとデザートを食べ切るまでの3時間、とにかく「ヤバい」「旨い」しか言えませんでした。だって、ほんまにヤバいくらい旨いねんもん!!

ってことで、その感動を言語化することができないので、おのぼりさん丸出しやけどそうは思われない様にとフードライターの体で写真を撮ってきたので、とりあえずそれを見てその味を想像してみて下さ~い。

まずは、ホタテのブロッコリーソース和え。超やば。

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お次は真鱈のなんちゃらかんちゃら(美味しかったことは覚えてるんですけどね…。ごめん)。とにかく、魚の肉厚がすごい。マジやば。

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で、鴨肉!フレンチにおけるソース万歳!!ここまで美味しく調理されたら鴨も本望なはず。激やば。

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小憎たらしくも、シャネルカラーのマカロン。これがまた、ほんまに美味しいの。絶対に商品化した方が世のため。

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バレンタイン期間限定のデザート。チョコケーキのカカオ率がそれぞれ違って、トリプルショッキング(←自分でも書いてて意味わからん)。横のチョコレートアイスがまた、もう、ねえ……。

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いやでもほんまにね、こんなに美味しいものが存在していたことを知らなかった自分を恥じた。映画なんか見て喜んでる場合じゃなかった。

確かにお値段は張りますがね、うまいもんはうまいby鶴瓶、ってことで、一度でいいから食べてみることをお勧めします。しょぼい飲み会に5千円とかかけるなら、それを数回我慢して行く価値は保証する。

と、大々々満足なベージュ体験だったのだが、隣りに座っていた1人で黙々と色んな料理を食べ続けていたお兄さん(30前後くらい)の存在の謎だけが心残り…。