2.03
ゴケミドロ~
節分ですね。
最近寝坊癖がついてて困る。が、相変わらず他人には迷惑がかからない。
なんてことを思いながらフィルムセンターの松竹映画特集に『吸血鬼ゴケミドロ』(佐藤肇監督)を見に行く。
劇場に入る前に、フィルムセンターのガラス壁が派手になっててびっくりする。
映画が始まって、テロリスト役の役者(男性)のアイラインの太さにびっくりする。他の男性の役者の顔がみんなテカテカし過ぎなのにもびっくりする(どうでもいいこと過ぎてごめん)。
物語が進んでいって、お話の予想外の展開にびっくりしまくる。いわゆるわかりやすい吸血鬼モノを想像してたのに、宇宙人(?)が出てくると思いきや、社会批判から反戦まで。おかしな映画があるもんやなあ、と84分間感心しっぱなしでした。
見ていてなんとなく、人間がのっぴきならないモノに出会ってしまった時の感覚に対する扱い方が、黒沢清監督の映画と似てるなと思ってたら、見終わってから、黒沢監督が大好きな作品だということを友人に聞いて知る。