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2.08

私なんて…

実はですね、昨日の日記は半分寝ながら書いたのですよ。

で、今朝読み返してみると我ながら意味わからな過ぎてどうかと思ったので、全部書き直そうかとも考えたのですが、私が頑張って映画評を書いたところで、所詮は猫パンチ以下の扱いだという事実が最近判明したので、放っておくことにしました。

そんな自嘲気味な気分のまま新宿に出て、とりあえず姉の誕生日プレゼントを探す。が、バーニーズも伊勢丹も、なぜかまだセール真っ盛りで良いものが見つからず。今の時期に春物置いてないっておかしくないか??

そんな疑問を抱きながら、ロマン・ポランスキー監督の『オリバー・ツイスト』を見る。水曜ですから。庶民派ですから。

いや多分、オリバー・ツイストのきちんとした原作を知らない私が悪いんですけど、最初から最後まで、なんでみんながこんなにオリバー君にこだわるかがわからず、話に乗れず…。

ロマン・ポランスキーにも、変態監督(失礼)らしく、変態映画を期待するも、かなりまともな感じでちょっとがっかり。立派な映画ではあったけれど。『ナインスゲート』好きだったんですけどね。それでも、女の子が殴り殺されてからの後半30分くらいは結構狂ってた。

ただ、よくこんな変な顔の役者集めたなあ、とは感心。フェイギン役のサー・ベン・キングスレーなんて、ヘアメイク効果も加わって、最後まで正視出来ない醜さでした。おもろ。

上映後、トイレで若いねえちゃん達が「おすぎ嘘つき!」と騒いでいた。多分おすぎが絶賛していたから見に来たのだろう。で、彼女達には全然面白くなかったのだろう。この場合、宣伝馬鹿のおすぎと、おすぎを信じるヤツらのどちらが悪いのだろうか。

今日予告で見て初めて知ったけど、『ブラックダリア』が映画化されるのですね!しかもデ・パルマで。楽しみなり。