2.15
マキノ体験!
今日の作品はニュープリントということなので、新文芸坐にのマキノ雅弘特集にリベンジ(渋谷のマキノ特集にも行きたかったが、人ごみに出る気分じゃなかった)。
まずは『ごろつき』。
相変わらず高倉健さまはかっこよし。が、短髪のカツラをつけてる健さまがなぜかメッセンジャーの黒田(東京方面の方は「なるとも」参照)に見えてきて悲しかった…。
始まって数分経ってから、ようやく健さまの弟分役が菅原文太だと気付く!えらい可愛い顔で、今と違い過ぎてびっくりした。
物語は、田舎の炭坑夫2人が、キックボクシングで成功することを夢見て上京し、そこで色んなことに巻き込まれ…というもの。90分の映画に、これでもか!ってくらいドラマが入ってるのに(なぜか途中で2人が流しのギター弾きになったりする…)、全然破綻せず面白い。笑えるし泣ける。いい映画見せてもらったなあ、と素直に感じる。プリント状態も良くて満足。
途中の、ボクシングの試合のシーンが「もうちょっとかっこ良ければ…」と感じたのだが、ラストの、今まで一度も日本刀を持ったことなんてないはずなのに、なぜかものすごく上手い殺陣で健さまがばっさばっさヤクザを倒していくシーンが寒気がする程良かったので良しとする。
引き続いて二本目を見るつもりだったんですが、一本目の途中でやたらと身体が疲れていることに気付いたので、本日は二本立てを断念。無念。