2.22
マンガ
最近のお気に入り漫画家ダントツNo.1の古泉智浩さんの新刊がついに発売。『転校生 オレのあそこがあいつのアレで』。即買い、即読み。
いやあ、相変わらず面白い。今回の作品はいつもよりかなりエロ要素がでかいのと、ダメ中学生が主人公じゃないってので、作風が微妙に変わったようにも思えるけど、でも、基本的なこの作家のすごさは健在。絵の下手さもちろん健在。
こういう、本人が無自覚なまま、あらゆることに対して敏感すぎる感覚と正しい判断が出来る人って本当にかなわない、とつくづく感じる。何かの問題に対して、面白くもない言葉遊びを繰り返してるようないわゆる知識人だとか学者のやっていることがどれだけただの時間のムダか、と、読みながらニヤニヤ&すっきりする。(でも、こういう人=古泉さんが「勉強」すると、きっともっと面白くなる可能性もあるんだろうなとも思うけれど)。
まあ、今回の作品を読んで、ほんのちょっとでもフェミニズムなんぞを勉強した気になってた自分もかなり恥ずかしかったですけどね。完敗。
そしてやっぱり、あとがきは泣ける。離婚ネタ引っ張り過ぎ。
未だに「青春 金属バッド」のエイコ役が出来なかったことは本気で悔やんでおります。