3.07
今日も次郎長
昼起きたら部屋のあちこちに飼い猫の吐瀉物が。やはり猫の胃にヘルシア烏龍茶はきつかったか…。
で夕方から渋谷に出て、本日もシネマヴェーラにてマキノ雅弘の次郎長シリーズを見る。
一本目は『次郎長三国志 第三部』。おもしろいずら!…いやあ、ほんまにそうとしか言いようがないのよ、ごめん。94分間1秒も退屈しない。その中でも特に痺れたのは、終盤のケンカ(仇討ち)に勝って「やったーやったー」と騒いだ次のシーンが「わっしょいわっしょい」と神輿を担ぐ下り。サブイボ立ちまくり。
あと、次郎長が女房の髪を直すシーンがエロ過ぎ。『たそがれ清兵衛』の男女逆バージョンやけど、比べるのもいかがなものかと思うけど、ほんの一瞬の映像でドキッとさせられまくり。困った。
二本目は『次郎長三国志 甲州殴り込み』。前作の続きなのに、主要キャラの役者が変わり過ぎでちょっと戸惑うも、頑張ってついていく。その結果、90分間ほぼ泣きっ放し。やられた。
前三作とはかなり違って全体的にしんみり感が漂うお話やねんけど、そのいちいちが本当に泣けるのよー。見てー。特に、友だちの女房がぐるぐる回ってお祈りするシーンね。そして、ラストシーンね。久しぶりに「かっこいいー!」と声に出して叫んでしまった。
勿論他にも「こんなにすごいの!」と言いたくなるシーン満載やけど、それを列挙してたら紙芝居みたいになるので自粛。百聞は一見にしかずということで。
男臭さがこんなに楽しい映画を見たのも久しぶりだわ。
と、大満足のシネマヴェーラ。チラシの見にくさだけが心残りです…。
あ、メール機能が復活しました。私すごい。