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3.17

walk the line

かなり前評判のいい『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』(ジェームス・マンゴールド監督、『17歳のカルテ』とか)を、どんなもんかと見に行く。

これがいやあ、良い映画でしてね。久しぶりにボロボロ涙流してしまいました。幸せ。冒頭3分で興奮出来ます。で、冒頭から繋がる終盤のライブシーンが最高!あそこはもっと長く見たかった、という唯一の不満。

ジョニー・キャッシュというミュージシャンの伝記(実話)、だけど、ジョニー・キャッシュを全く知らなかったり(…)、50年代のアメリカ(音楽)に興味ゼロの私でも大満足。主演のホアキン・フェニックスの演技と歌声がすご過ぎる。あっという間に兄貴を追い越して、すごい役者になったなあ。顔は全く好みではないけれど、だんだんかっこよく見えてくる不思議。あの暗過ぎる瞳には惹かれないわけにはいかない。

アカデミー主演女優賞をとったリーズ・ウィザースプーン、可愛いし良かったし歌も上手かったけど、個人的にはもうちょっと太ってる方が好み(でも、東洋人の顔には驚異的な破壊力をもつしゃくれという特徴がこんなにキュートに作用するなんて、やっぱ西洋人ってすごいね…)。ホアキン君の妻役の女優もかなり良かった。女優たちの衣装もめちゃ素敵でした。

136分とちょい長めやけど、全く退屈せず(むしろもうちょっと長くてもよかったんじゃないかと思うくらい)。見に行くべし!!