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4.28

自然って怖いね

パニック映画食わず嫌いを克服するため、フィルムセンターに『地震列島』を見に行く。新藤兼人脚本で、監督は大森健次郎(初めて聞いた…)。

80年の作品やけど、今見てもフツーにドキドキする、めちゃくちゃ立派な地震映画(?)だった。舞台が東京で登場人物もみんな日本人だから、やたら現実味があって、最近のCG頑張りまくってるハリウッドの災害モノの映画なんかよりハラハラしまくってしまった。やってることも結構残酷で、死体溢れ過ぎでびびった。

でも、こんなタイトルなだけにもちろん大地震がメインなんですが、それに絡むドラマ(しかも超ドロドロの不倫ドラマ)も最後までしっかりしてて、今時の映画(なんとなく『ドラゴンヘッド』を思い出したり)との違いを痛感した次第。多岐川裕美をこんなにキレイと思ったのは初めて。

夜、新宿にて旨い肉(臓物系)を喰いまくる。食事にも映画にもなってくれる牛さんにはほんと頭が上がりません。