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5.16

びっくりこきまろ

たとえ話題になってなくても、一度惚れた男の映画は一応必ず見るくらいの人情はあるのさ、ってことで、ジョニー・デップ主演の『リバティーン』(ローレンス・ダンモア監督)を見に行く。

スクリーンに映るジョニー様は、さすがに歳とったなあと感じたけれど、相変わらず美しかった(髪型がロック歌手みたいなロングソバージュでちょっとショックやったけど)。役柄も、お似合いのちょいワル風天才肌詩人で。お気に入り女優、サマンサ・モートンも素敵なおでこが健在で可愛かった。

映画自体は、想像以上にエログロで(17世紀の人ってほんまにあんなに下ネタ好きだったのか?)、それは面白かったけど、CM監督出身にありがちな、やたら手持ちカメラとか雰囲気出すためにとりあえず画面暗めとか余計な演出が目について、せっかく役者が良い芝居してるのにもったいないにゃと思ってしまった。ジョニー様が失禁して泣く(そんな姿でも美しかった)シーンとか、ジョン・マルコヴィッチとのやりとりとか、めちゃ良かったのにさ。

と、ビミョーな消化不良を抱えて、シネマヴェーラで先週から始まった「笑うポルノ、ヌケるコメディ」特集に鈴木則文監督の『エロ将軍 二十一人の愛妾』を見に行く。

鈴木監督、殆ど見たことなくて、でも噂だけでも相当すごいと聞いていたので、それなりに覚悟はしてたんですが、いやはやいやはや、いくらなんでもこんな映画を見せられるとは。あまりの衝撃に本気で腰抜かしそうになった。

面白いとか面白くないとかじゃなく、いや勿論めちゃくちゃ面白いんですけど、ここまでびっくりしたのも久しぶりってくらい、見終わった後途方に暮れた。やっぱりエロと映画ってすごいね。こんな映画作られて、徳川家の子孫も幸せなはず。

いちいち「こんなシーンがね!」って言ってたら、最初から最後まで説明せなあかんようになってくるので、一体どんなもんなのか気になる人は見に行った方が早いでしょう。と思ったら水曜までだったので、ビデオとかで見ましょう(出てるのか知らんけど)。もう沢山。

誰か、吾妻中学校の10周年イベントの動画を私に送って!!!