8.03
ダメ。ゼッタイ。
いつのまにか始まっていたフィルムセンターの「日活アクション映画の世界」特集。日が暮れるのを待ってから京橋に向かう。
まあ特集が特集なだけに仕方ないんやろうけど、客席は見事なまでにおじさん祭り。昨日の『DEATH NOTE』に集ってたギャルたちを放り込めないものかと考えたりしながら、古川卓巳監督『麻薬3号』(58年)を見る。全然知らん監督やし、どんな作品かも全くわからんかってんけど、なんとなくタイトルに惹かれて…。
で、タイトル通り麻薬が絡むお話なんですが、劇中に出てくるヤク中たちの巣窟がやたら怖くてかなり衝撃を受ける。多分現実にこういう場所が存在するだけに、現代の映画じゃ絶対出来ないだろうと思われる。ってか、神戸ってこんな場所だったのかとちょっとショック…。
突然のラブシーンとか、拳銃持ってるのに何故か浜辺で殴り合いシーンとか、かっこ良いところもいっぱい。やっぱり90分くらいの映画がええわー。
映画を見ながら、私、実はかなり長門裕之(若い頃限定)好きだわと気付き、彼を眺めてるだけでかなり満足。ヤク中には見えなかったけど。
『天然コケッコー』が山下敦弘監督で映画化だそうな!かなりビミョーだわー。大沢くーん。