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8.24

MIZOGUCHI

映画監督溝口健二の命日の今日、「没後50年 溝口健二 国際シンポジウム」という何とも魅力的な催しが有楽町で催され、うっかり前売り券を買い忘れていた私に優しい御方が招待券を誕生日プレゼントに下さったので、午前11時半からはりきって向かう。平日の真っ昼間だというのに大盛況。やっぱり東京は怖い場所だ。

12時半スタート、トークイベントはほとんどぶっ通しで18時半まで、で、司会の蓮実重彦&山根貞男氏や作家阿部和重氏や映画監督の井口奈巳・柳町光男・山崎貴氏や女優の香川京子や若尾文子や溝口監督の助監督だった田中徳三氏やフランスの映画評論家ジャン・ドゥーシェやスペインの映画監督ビクトル・エリセや中国の映画監督ジャ・ジャンクーなどから、それはそれは本当に面白くて魅力的なお話をいっぱい拝聴できて、稀に見る睡眠不足状態だった私も居眠りする暇がなかった!!

詳細についてはどこかで誰かが詳しく書いてくれると思うので割愛。ただ、渋谷のモーニングショーで『祇園囃子』を初めて見た時その可愛さにマジで悲鳴を上げてしまった若尾文子の、真っ赤な口紅が刺激的過ぎたことはメモ。きれかった~。あと、ビクトル・エリセがほんまに期待を裏切らない理想通りの人で感動しまくったこともメモ。なんとなく、死ぬまでにナマで見れて良かったと思ったお2人。

夜は、ウチの近所で盆踊り観賞、のつもりが想像以上の人の多さで即居酒屋へ非難。が、祭りバブルで混み過ぎなので近くのバーへ非難。友だちの恋愛下手さに泣く。

あ、一身上の都合より今週末は日記お休み。月曜には、心身共に一回り大きくなったgojoで復活予定。