9.02
『殺しのはらわた』
かなりやばい、と噂を聞いていて気になりまくっていた篠崎誠監督の最新作『殺しのはらわた MASTER OF KILLER』を見るために京橋にある映画美学校へ。美学校映画祭の一環だとは知らなかった。いつのまにか始まってたのね。保坂大輔監督の作品を見逃してしまっててショック(ご本人には「髪伸び過ぎ」と注意しておきました)。
会場にいらした篠崎監督のジーンズかわいいなあなんてぼんやり思ってたのが、『殺しのはらわた』始まった瞬間目が覚めまくる。カメラの動きとか人の動きとか、映ってるものが全部めっちゃかっこいい。見ながら何故かにやけてしまった程かっこいい。俳優さんはプロの方達だけれど、スタッフが学生というのがにわか信じられない程。藤田陽子はいつからあんな目になったのだ。ワンシーンだけ出てきた監督ご本人もめちゃかっこいい…。なんやあれは。お怪我がなかったことを願います。
30分の作品という制限(想像)なので、物語はごく軽くしか語られていない(とりあえず、殺し屋が殺し合う)のが本当に残念。『霊感のない刑事』みたくロングバージョンを切望。
いやあ面白かったにゃ~、とフラフラ建物から出た瞬間、立て続けに3人連続外国人に道を聞かれる。説明するより連れてった方が早いわ、とレストランやら駅やらデパートに案内しまくって疲れた…。背が低いと道が聞かれやすいというのは知ってたけど、外国人相手にまでだなんて知らなんだがな。