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10.06

『オトシモノ』

お昼は、久しぶりに東京の実家に戻ってきてる学生時代の友人と池袋にてランチ。涙流す程笑う。

おウチに可愛いベイビーが待っている彼女とは夕方に別れ、大雨をしのぐために映画館に駆け込み、時間が丁度良かったので古澤健監督の『オトシモノ』を見る。何目的かわからんけど、周りは制服姿の女子校生だらけだった。

ホラー映画にしてはちょっとテンポが中途半端やし、無理矢理組み込みました的な友情物語にも乗り切れないしでちょっと残念、と思いかけたが、ラスト10分で「ああ、これがやりたかったのね」と納得。詳しくはわからないけど、簡単に言うとそこだけ多分モロにアメリカのB級ゾンビ映画。突然あまりに映画のテイストが変わってしまうことが面白くて良しとする。伏線張っといて、結局全部投げっ放しという潔さも気に入った。

でもここまで電車やら駅やらを頻出させるなら、人が轢かれる時はスローじゃなくてちょっとでも血を見せて欲しかったな。板尾(創路)のシーンはさすがと思ったけれど、それ以外はホラーなのに全然怖くなかった。が、ギャル達がいちいち丁寧にきゃーきゃー悲鳴を上げていたので多分これでいいんでしょう。

沢尻エリカ、髪型が変。顔色悪すぎ(カメラのせい?)。杉本彩の月影先生(「ガラスの仮面」)コスプレは良かった。声低過ぎたけど。そしてこれは劇場のせいなのかも知れないけど、人の声がやたらこもって聞こえたのが無念。

帰り道、血迷って徒歩で家に向かうも、途中で暴風雨にやられて傘が壊れ全身ずくずくになる。なんか面白くて1人で大笑いしてしまった。