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10.23

瀬川昌治デー2

雨と晴れとで2通りのヘアスタイルが出来上がるお得なくせ毛。全然嬉しくないけど、本日は雨のためチリチリパーマあてたみたいな状態でラピュタ阿佐ヶ谷の瀬川昌治特集へ向かう。

まず『喜劇 急行列車』(67年)。瀬川監督&渥美清主演で面白くないわけがないと信じていたが、私が正しかった。なんか、国鉄のPR映画として会社とかで見せられても納得しそうな内容なのに、映画としてもめちゃくちゃ素晴らしく。長崎観光まで出来たり。

寝台特急を舞台に渥美清演じる車掌の周りで次々と起こる事件(泥棒だの出産だの)に笑い有り涙有りエロも少々有り。渥美清が恋する佐久間良子の美しさもすごいけど、やっぱり最後の奥さんとのやりとりに心打たれまくる。ええ映画やー。渥美清はやっぱり天才だ&祖父に似ている、と再確認。新幹線の鼻はやっぱり丸い方がかわいい、とも再確認。

で、『快感旅行』(72年)。瀬川監督&フランキー堺で面白くないわけがないと信じていたが、またも私が正しかった。私すごい。これも、フランキー堺(不乱木)演じる車掌(俳句マニア)をめぐるお話で、金沢の観光映画になりそうな感じだけど、『喜劇 急行列車』よりは笑い&エロがやや過激。故におもろさ倍増。金沢の歴史的な祭り(鬼のお面被った人たちが一心不乱に和太鼓叩いてる)の真ん中で下痢に苦しむ男2人を乱入させるなんてすごいことするなと大爆笑してしまった。終盤の伴淳の暴れっぷり(なぜか突然鎧兜つけてたりする)にも笑った。自由な映画って素敵ですね。でも最後のフランキー堺が倍賞美津子に送る視線には涙。

設定が同じだからか、この2作で同じネタが何個か使われてたりするんだけど、両方面白いのでそんなことは良しとする。

フランキー堺、瀬川監督の『瀬戸はよいとこ 花嫁観光船』(マスト!)と豊田四郎の作品(タイトル忘れた…)くらいでしかちゃんと見たことないんだけど、かなり好きかも。もっと見たくなってきた。

若い時の倍賞美津子が有り得ない程可愛いということは知っていた(今でもじゅーーぶん可愛いですけど)のだが、まさか、まさか森田健作までもがこんなに可愛かったとは。これは結構本気でショック。人は歳をとるとこうも変わってしまうのか…。

ああ、ミヤコ蝶々みたいなおばあちゃんになりたい。

この2作品を見て「ああ、結婚て素敵だな」と一瞬思ってしまった。恐るべし瀬川昌治。