フェデラー優勝
ありがとうフェデラー、と言いたい。
全豪オープンテニスの男子決勝戦、チリのゴンサレスとの対戦にて、あそこまでパーフェクトな試合を見せられるとにわかテニスファンの私でも「なんか凄いもん見てもーた」と感動せずにはいられない。優勝するまで1セットも落とさないなんて、強いとか好調とか、そんな言葉じゃ済まされない域にいってらっしゃいます、彼は。それでいて顔までかっこよかったりするからさ、ハマるなって言う方が無理な話で。あんな、白と水色の爽やかウェアが似合う男なんて滅多にいませんよ。
相手のゴンサレスも決して悪くなかったし、試合開始直後はらしくないミスを連発してたフェデラー。それでも一切表情変えず、声も出さず、ただ黙々と自分のプレーを信じて頭と体を動かす姿は既に神々しい。プレーのスタイルも本当に洗練されてて美しく、バレエダンサーのようなフォームで190キロ代の球をばんばん打つ。しかし最後の雄叫びに彼の優勝に対する想いを感じ、見てて体が震えた。まじで。いやあ、ほんとーに素晴らしかった。
ゴンサレスのお茶目な表情と必死全開のプレーも可愛かった。小さなことを気にし過ぎる性格はもうちょっと直した方がいいと思うけど(靴ひも結び直し過ぎ)、これからがんがん頑張って欲しい(でもこの2人のラリーは球が速過ぎてたまによくわからなくなるので困る)。
島村アナウンサーと柳さん(なぜか2人とも公式HP有り)のスナックトークみたいな実況解説も決勝戦らしく興が乗って楽しかった。いくらなんでも「GO!GO!ゴンサレス!!」って言い過ぎやったけど。
チラッと映ったフェデラーの恋人が意外とフツーの人で、そんなところでもフェデラーの好感度アップ。彼女のファッションセンスは如何なものかと思ったけど。
そんなに熱弁されてもテニスに興味ないし、とか思ってるでしょ。でも今日は今までフェデラーの名前すら知らなかった友達と一緒に見てたんだけど、試合が終わる頃には彼女もすっかりテニスの虜に。この、他の種目では感じられない、体と同じ位脳みそ動かしてそうな反筋肉バカスポーツ・テニス。みんなもっと見て盛り上がりましょうよー。