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3.28

『ホリデイ』

昨夜珍しく0時過ぎに就寝したのに、今日起きたら15時だった。普段なら「さすが私!」と感動するところだが、今日は絶対に日仏学院のジャック・ドゥミ特集に行きたかったので爆睡病の自分を責めまくる。馬鹿馬鹿馬鹿。

それでもまあ水曜やしなんか見とくかということで、ナンシー・メイヤーズ監督『ホリデイ』を。なんとなく、こういうどうでもいい恋愛映画を欲するお年頃でね…。

ほんま、月9辺りが喜んでパクりそうなベタに可愛い大人の恋愛ドラマ。見知らぬ土地で出会った男女が恋に落ちてあらら、みたいな。それはそれなりに楽しく、素直に癒されてきました。劇中にさりげなく「映画」が効果的に使われる感じにも好感を抱く。

ってかさー、もうキャメロン・ディアスのあまりのラブリーでキュートな魅力に心底やられて、劇場が明るくなった時自分がキャメロンになってるなんてことは有り得ないだろうかと久しぶりに奇跡を願ってしまった。あの豊かな表情、部屋着ですら完璧に着こなすスタイル。思い出しただけでもにやけるくらい可愛かった。これならCMのギャラ時給6000万円でも許す。

M字型ハゲに幼少期のトラウマがある私はどうしてもジュード・ロウがダメなんだけど、今回なんとなく素敵なのはわかった。ケイト・ウィンスレットの魅力も今イチよくわからないんだけど、なんとなく憎めない体型であった。ジャック・ブラックの中途半端な芝居はいかがなものかと思ったが、好みなので良しとする(この2人のドラマがあまりにもあっさり片付けられてるのはちょっと残念だった。あと、結構シャレた言葉遣いっぽい英語が簡単な日本語に訳されてる感じなのも残念だった。お前が英語勉強しろよってだけの話ですけど)。

しかし、キャメロン主演作『イン・ハー・シューズ』に続き、この作品もあらゆる点でドラマ『sex and the city』の影響を受けていることがわかる。やっぱりスゴいドラマやねんなあと改めて感心。

しかししかし、まだ3月だというのに劇場内がクーラー効き過ぎで寒かった。どうなんでしょう。