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4.21

『善き人のためのソナタ』

特に何に惹かれるワケでもないけど何故かやたらと気になっていた『善き人のためのソナタ』(フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督)が上映修了間近になってたので見に行く。アカデミー賞外国映画賞を受賞作な割りに地味目な宣伝ですね。

統一前の東ドイツの国家保安省で働く主人公が反体制派の疑いがある劇作家と女優のカップルの家を盗撮盗聴する任務につき、最初はヤル気満々だったのが、彼らの生活を眺めている間に次第に変化しある出来事をきっかけに自分の身を危険に晒してまで完全に彼らを守りだす…、というお話。この主人公を演じてる役者さんが、本当に仕事しか興味のない超真面目人間に見えて、でも微妙な表情がとても上手くて、劇中殆どモニターの前に座ってヘッドフォンつけてじっとしてるだけの芝居なのに退屈しない。カップル演じる役者(『ブラックブック』の俳優と『素粒子』の女優)も大人の芝居がかっこよくて素敵だった。タイプライターを隠してるところの無言のやりとりとかさ。

監督さん、33歳という若さで書いた&作ったと思えない程しっかりした脚本&演出なので政治サスペンスとしてしっかりハラハラ出来て138分間退屈せず。ラストのオチがちょっとださくて吹き出してしまったが(隣りの女性は号泣してたけど)結構満足な映画でした。

なんてね、これは数日前に見た映画のお話。でもいつ見たか既に記憶曖昧。

最近、いくら理由がはっきりしてるとは言えいい加減自分の酒量&記憶の無くしっぷりに危機感を抱き始めております…。変に巻き込まれてる人たち、ほんとすんません…。