5.26
『裁かるるジャンヌ』
そう言えばこれ見逃したまんまやな、とふと思い出したので久しぶりにアテネフランセへカール・T・ドライヤーの『裁かるるジャンヌ』(27年)を見に行く。
これまた今更私がああだこうだいう映画じゃないと思いますが、ゴダールの映画で何度も見たはずのジャンヌの涙に懲りずにぐだぐだ泣いてしまいました。ほとんどジャンヌの泣き顔と意地悪そうなおっさん達の顔しか映ってないのに、すごい映画があるもんやなあと製作されて80年後の日本の片隅で感動。
無声映画だけど、周りの工事の音や時報の音楽が気になるのはこの劇場においては致し方なし、なんだけど、我ながらどうかと思う程上映中お腹がグーグー鳴ってしまって、周りの人にご迷惑をお掛けしたことが無念。すんませんでした…。