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6.30

『AA』

昨年のアテネフランセでの一挙上映を見逃した不束者なので、今日からレイトショー上映がスタートする青山真治監督作品『AA 音楽批評家間章』の初日にせっせと駆けつける。

初日の今日は青山監督と蓮実重彦氏のトークショー有り。なので混んでることは予想してたがここまで客層が若い男子祭だとは思わなんだ。なんか居心地悪いな〜と思いつつ、入場前の行列を整理してる劇場のお姉さんがクレーマーにキレられたり近所の飲食店の強面のお兄さんにキレられたりしてるのを横目で見ながら同情する。どう見ても頑張ってんだから優しくしてげればいいのに。

50分程のトークイベントは大変面白く勉強になるものであったが、詳しい内容はどこかで誰かが上手に書いてくれそうな気がするので割愛。とりあえず、6章全部を見なきゃダメだということはわかった。

で、『AA 第一章時代の未明から』は、1978年に32歳で亡くなった間章という音楽批評家を巡るドキュメンタリー映画で、間章と親好の深かった人たちのインタビューを主にして進んでいく作品。故に、この映画の存在で初めて間章の名前を知ったような79年生まれの私には勉強不足が全身に突き刺さる54分であった…。でも充分面白かったけど。

上映後急いで間章クロニクルを購入し第二章へ向けてお勉強を決意。

新宿にて、秘かにかなり前から憧れていた俳優さんと初めてお会いして浮かれる。想像以上の面白さとノリの良さ(良過ぎさ)に感動。