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7.21

按摩と選手

チューブトップと思い込んで着ていた服が実はホルダーネックだった、という衝撃の事実がセンター街のど真ん中で発覚し、かなりの動揺を抱えたままシネマヴェーラさんへ行く(速攻トイレに駆け込んで着直した)。前回と打って変わって女性客率激高。

清水宏監督『按摩と女』(38年)。タイトルから勝手にエロチックな映画を想像してたのだが、冒頭めくらの按摩師二人組が山道を歩きながら交わす会話がかなりブラックユーモアで、コメディなのかと思いかけたら、突然無音になって、謎の女高峰三枝子がくるくる回りながら男按摩師と温泉街で追いかけ合いをするシーンがやたらキレイでエロくてドキドキする。高峰三枝子が1人で傘をさして歩いてるシーンもめちゃんこ美しくてエロかった。あの顔がエロいのかしら。佐分利信もだいぶエロかった。だいぶかっこよかったけど。

でも全体的には笑い率が高く、会場も爆笑の嵐。でもラストの悲しい恋の結末にはめちゃくちゃ切なくなった。按摩師が馬車を追いかける姿に涙。

アルトマンが売り切れだなんてぬかすなら(マジで前売り制反対)2本目も見て行こうと続いて『花形選手』(37年)。多分、大学生の軍事練習なのかな、若い男性の集団がひたすら声を上げて田舎道を行進してるシーンが延々続き、その途中で変な人が現れては消え。面白いけど同じ小ネタを繰り返し過ぎで、思わず「清水さん、笑いの天丼好きっすねー」と心の中で突っ込んでしまった。でもそれが全部ちゃんと笑えるからすごい。

と、爽やかな学生モノと思ってたらいきなりかなりダークな男女の情事が絡んできたりして、64分の作品なのに物語の振り幅がでかくて焦った。

こんな若くて活発な笠智衆を初めて見たけど、ほんとに美男子で惚れ直した(声と芝居がそのまんまなことには驚いたけど)。突貫小僧が見れて嬉しかった。

で、ウチに帰ってTVをつけたら『時をかける少女』(アニメのやつ)が放送してて、そう言えばこれ去年やたら評判良かったよなと思い出し、見ようと試みたのだが、内容がどうのこうの以前に主人公の制服のスカートの短さが解せなくて受け入れられず。何あれ、なんか物語上の必然性とかあるの?ご存知の方教えて下さい。