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9.15

『ブラック・スネーク・モーン』

皆様続々と連絡先のお知らせありがとうございます。お手数おかけします。おかげでMac開く度に新着メールがいっぱいで人気者の気分を味わえました。

いっそ残暑も死んでしまえと独りごちながら、渋谷へ『ブラック・スネーク・モーン』(クレイグ・ブリュワー監督。『ハッスル&フロウ』は未見!)を見に行く。

過去のトラウマによりセックス依存症になってしまったアバズレ白人女(クリスティーナ・リッチ)を道で拾った離婚の傷を背負う心神深いただの変態黒人親父(サミュエル・L・ジャクソン)が、彼女をまともな人間に生まれ変わらせるという名目のもと鉄の鎖で括りつけ家に監禁し調教する、というクレイジーな物語と思いきや、最終的には愛と祈りとブルースによってみんな救われハッピーに。もうなんだかよくわからないというストーリー同様、映画自体も落ち着いてんだか狂ってんだかよくわからない感じだったんですが、めっちゃくちゃ面白かった。途中声を出して笑ってるのが明らかに劇場内で私だけでちょっと切なかったけど、私この映画好き。世間はビッチの時代。

音楽にはマジで疎い私には、タイトルになってる曲のことやら冒頭と途中で出てくる有名ミュージシャンらしきおじさんやらに関しては全く意味わからず…。それでもとりあえずサミュエル・L・ジャクソンの歌とギターはどのシーンもかっちょよかった(なんでギターの色があんななのかはちょっと気になったけど)。

クリスティーナ・リッチ、激やせのせいで顔が土屋アンナにしか見えず残念やったけど(絶対前の方が良かったー)、素晴らしい脱ぎっぷりとビッチ芝居にかなり感動しました。私も夏の夜にパンツ一丁でラグビーに興じれる様な女目指して頑張る。キャメロン・ディアスの元彼くんも可愛かった。

と、映画にはかなり満足したのだが、Tシャツとサントラが売り切れてて悲しかったのでした。

夜にもう一本レイトショーを見たんですけど、久しぶりに大人買いをした大量の漫画を持って街をプラプラしたせいか異常に疲れているので感想はまた後日。最近やたらとジム・オルークさんとの遭遇率が高いことだけはメモ。