YAMAGATA2
で、山形国際ドキュメンタリー映画祭で見た映画の感想はですね、今回あまりにもタイミングが合わず見たかった作品が殆ど見れなかった&3泊ってのはやっぱり短かったってことで大変悔いは残るものの、王兵(ワン・ビン)監督の『鳳鳴 中国の記憶』を見た、というか見てしまった、ことで良しとすることにします。いやあ、あまりにも衝撃の3時間(前作に比べればショートフィルム)。終了後はかなり複雑な気分。もし東京で上映される機会があれば恐いもの見たさで是非一度見てみることをお勧めします…。その際、間違っても一番前の席での鑑賞は避けた方がよろしいかと思われます(まじ疲れた…)。あと、ワン監督御本人を間近で見ると異様な目つきが本気で怖いので、遠くから眺めるだけにしておくことをお勧めします。
あとはやっぱりジャン・パンルヴェの科学映画ですね。タツノオトシゴがこんなにエロくてキュートだなんて、タコのセックスがこんなに壮絶だなんて、と色々勉強出来た上、どの作品もほんと洒落たユーモアのセンスとかっちょいい音楽で。こういうの子供の頃に見ときたかったなーって思った。じゃあもうちょっと理科の好きな子になってた気がする(小2の時点で理科のテスト20点の経験有り)。
と、真面目に午前中に起床して映画を見歩きつつ、夜は2時3時まで呑んだくれ。山形にいるのに周りのメンツが8割方東京の飲み屋でお会いする方々だったような気もするが、それでも2年前の山形映画祭以来久しぶりにお会いする方や(「あ、なんとか組の人!」と思い出された時はちょっと複雑な気持ちになりましたが…)初めてお話しして意気投合する方なんかも沢山いらして、大変楽しい時間を過ごす。最終日には夜中の3時過ぎに今回一番の収穫かもしれない「河瀬直美の作品タイトルは暴走族の壁の落書きだ」論まで拝聴できて大満足(次点は「シネフィルはエロフィルだ」論)。
今回の受賞作も気になりますが、次回の2年後はgojo三十路記念(有り得ねー)ということで更に盛り上がりたい。是が非でも開催希望!!!
と、ここ数日非現実的なテンションで過ごした勢いで、どーーしても見たい映画が3日後に仙台で上映されると知ったのでそれを見るためだけに今週仙台行こかなと本気で考えたのだが、いくらなんでも映画一本のためにお金払い過ぎやろとふと我に返ってやめておくことにする。あ、でも12月は北海道行くかもー。
っつーかさすがに体の声を無視しまくった行動の結果本日は見事に発熱。首にタオル巻いておとなしく過ごす。