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12.12

『ナンバー23』

ジム・キャリーが好きなんです。本気で好きなんです。『エースベンチュラ』の時から好きなんです(故に原田泰造にも弱い)。マイベストオブジムは、『Mr.ダマー』の飛行場から落ちる瞬間です。

ということで、彼の最新作『ナンバー23』(ジョエル・シューマッカー監督)をせっせと見に行く。

ジムの主演作らしからぬ、一切コメディ色のないミステリー。奇妙な小説を古本屋で買って以来「23」という数字を巡って起こる出来事にとり憑かれる男のお話。さすがに皺増えて歳とったなあと感じるものの長めの髪の毛&オタクっぽい性格なジムのキャラにはかなり萌えー。ってことくらいしか印象に残らない映画だったのがちょっと残念…。物語のオチが分かりやす過ぎてがっかりだし途中で挟まれる小説の世界の映像がダサいCGゲームみたいだったのがどうも(そこでのジムのワイルドキャラも好みじゃなかったし)。監督がえらくご高齢なのはちょっと意外であった(23本目の監督作なんだそうな)。

でもまあジムがいっぱい見れたから良しとする。しかし次回作ではやっぱり彼の身体能力をフルに使った映画が見たいという欲求不満はやはり残る。

夜、上京中の親戚たちと会食。大阪のおばはんパワーって石油とかに変えられないのかなとぼんやり考える。