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1.28

『俺たちフィギュアスケーター』

会社にて黙々と電卓を叩いていると突然社長(父親)に背後から頭を触られ、近年稀に見る真剣な顔で「お前リンスしてないんか。髪の毛ガチガチやぞ」と言われたことが本気でショックだったので、そんな自分を励ますためにテンション高そうな映画『俺たちフィギュアスケーター』(ウィル・スベック/ジョン・ゴードン監督)を見に行く。

金髪の聖子ちゃんヘアーな氷上の貴公子と、ロックな装いの自称氷上のセックスマシーンなライバル同士の男子フィギュア選手がひょんなことからペアを組むことになり最終的には深い友情で結ばれ大成功、と呆れるくらい馬鹿げた映画なのだが、馬鹿大好きな私には無問題。むしろ若干物足りなかったくらい。ファレリー兄弟大好きっ子としてはもうちょっと度を超した馬鹿が見たかったかな。北朝鮮ネタには大いに関心したけど(苦情がこなければいいのですが)。

とりあえず、ある程度は俳優本人達が本気でやってるであろうと思われるスケートが見てて楽しい。そして、男性同士のペアということで、股間を駆使した下ネタは大変面白く声を大にして笑わせてもらった。誰もそこまで見てないってと突っ込みたくなる細かいネタも中々笑えた。終盤の、スケートで街をチェイスするあたりはもっとかっこよく撮れたんじゃなかろうかと思った。でもラストの、突然ライバルの兄妹ペアがキスする意味不明さは好きだった(エンドロールはもっと考えて欲しかった!)。

と、その実8割下ネタのおもしろ映画だったのだが、劇場内で声を出して爆笑していたのが私と隣のおじさんしかおらず(客入りは結構良かった)、上映終了後二人で顔を見合わして軽く会釈なんかしてしまったりした。エロのパワーってすごいすね。

新しいMacになってから初めてiPodに曲を入れようとあれこれしてみてたら、いつの間にかiPodに入ってた曲が全部消えてた。かなりショック&入れ直すのだるいんですけど。誰のせい?