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2.10

まんが

ちょっと前に「大奥」(よしながふみ著)第三巻を読んで「やっぱ漫画ってマジすげえ!」と改めて驚愕して以来火がついてしまった漫画愛。元々大好きやけどあんまり手を出すと半端なく増えていきそうなので一応自粛していたのです。

面白い漫画が読みたいけど最近のってよくわからないからとりあえず信頼できるセンスをもった友人知人たちのリコメンドを試してみたら、大当たりだった。ギャグ漫画ばっかりやけど。

中村光の「聖☆おにいさん」。



世紀末を無事に越したブッダとイエスがバカンスを利用して下界に降り立ち、立川のアパートでルームシェアしながら日々を過ごす物語。二人ともなんでか微妙におネエキャラ。この、日本でしかあり得ない発想に感心するまもなく、ギャグの面白さにやられます。神輿でアーメン、は久々のヒットだった。絵も丁寧で読みやすいし、おすすめ。

東村アキコの「ひまわりっ〜健一レジェンド〜」。



モテない系女子のバイブル「お父さんは心配性」(岡田あーみん先生)の影響をモロに受けているという時点で愛さずにはいられない素晴らしい漫画なんですが、あーみん先生にも引けを取らない程の妄想爆走系のギャグはほんとお見事。第一巻ではまだ遠慮がちだった笑いが二巻になった途端炸裂で、ビジーフォーの紅一点ネタには唸った。作家の阿部和重さんも大絶賛してらっしゃいます。おすすめ。

第八巻まで出ているが今回は二巻までしか買わなかった。が、さっき速攻アマゾンで全巻注文。ついでに「きせかえユカちゃん」も全巻(11巻)大人買い(こちらは松尾スズキが絶賛してました)。歳とって良かった。これでしばらく笑いには飢えずに生きていけそう。

猫村さんは苦手だったけど、ほしよりこの「僕とポーク」も面白かった。泣けた。山本直樹の「レッド」も早く二巻が読みたい。浅野いにおはまだ微妙。