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2.14

『アメリカン・ギャングスター』

デンゼル・ワシントンが好きなんです。結構本気で好きなんです。彼がスーツ姿で突然迎えに来たりしたら(多分来ないけど)腰砕けます。

なのでリドリー・スコット監督『アメリカン・ギャングスター』を見に行く。バレンタインデーに好きな男をでかいスクリーンで眺められて幸せ者だよ私は。

まあ2時間37分間(長い…)デンゼル君は相変わらずかっこよかったけど映画自体は最後の20分しか盛り上がれずちかりた。70年代の黒人麻薬ディーラーと彼の正体を暴こうとする刑事の戦い、実話だという物語は中々面白がったが肝心の二人が顔を合わすまでがタラタラ長過ぎる&一番重要な対面シーンが全然かっこよくないの。警察が売人たちのアジトに乗り込む辺りがやっとちょっと興奮できたけど(団地の一室に向かう警官たちが階段上って息切れし過ぎなのが笑えた)。「あんまり鉄砲が出てこなくておもんなかった!」と義兄が文句垂れてたのを思い出し、ちょっと賛成。大きいボクシングの試合会場で張り込みをするってアメリカっぽくてなるほどねとちょっと勉強になった。

80年代のアイドルみたいな髪型のラッセル・クロウは相変わらず何がかっこいいのかよくわからず。西洋ではセクシーな男性と受けが良いらしいが、街で会っても誰か気付かない気がする(多分会えへんけど)。デンゼル君の家族たちはみんな可愛くて良かった(特にお母さん)。

それはともかく、毎月14日はTOHOの日ってことで東宝系の映画は千円で見れるんですね。初めて知りました。