BLOG

3.03

『チーム・バチスタの栄光』

ひな祭り。でも五人姉妹の我が家にはひな人形はありませんでした。

『アヒルと鴨のコインロッカー』を見逃したリベンジとして中村義洋監督の『チーム・バチスタの栄光』を見に行く。

バチスタ手術と呼ばれる難易度の高い心臓手術を専門とする医療チームが最近立て続けに死亡事故を引き起こした原因をひょんなことから診療内科医(竹内結子)と厚生労働省の役人(阿部寛)が調査を始めることになったらあら意外とミステリーな展開にというストーリー。色んな意味であまり期待をしてなかった(失礼)わりには結構しっかり作られた映画で中々面白かったのでした。キャスト陣からもっとドラマっぽい感じを想像してたらだいぶ違って、とにかく手術のシーンがやたら地味なのが気に入った。患者役のイモ欽トリオのヨシオ(名前失念)が手術直前にギターをかき鳴らして「レモンティー」を唄う姿(と、それを眺めてる竹内結子も珍しく良かった)には泣けた。ギャグセンスも中々いいんじゃないでしょうか。機会があれば『ルート255』も見たいと思った。でも、主演が吉川晃司である必要性が今イチよく分からなかった。あの人の顔の肉づき、なんか生理的にダメなのよね。あと、いいところがあったとは言えやっぱり竹内結子は映画女優ではないなと改めて感じた。黒人の子役の細かい芝居が良かった。